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水谷流藤井システム

藤井システムの思想に基づいて四間飛車の本質を探究していた人のブログ

実戦譜 2(△ミレニアム)

開始日時:2015/03/17 14:22:09
棋戦:将棋ウォーズ(10切)
持ち時間:10分切れ負け
先手:mztn7 六段
後手:Pona1Jan 六段

▲7六歩 △8四歩 ▲1六歩 △3四歩 ▲6六歩 △5四歩
▲6八飛 △6二銀 ▲3八銀 △4二玉 ▲4六歩 △3二玉
▲4八玉 △5二金右 ▲3九玉 △1四歩 ▲5八金左 △8五歩
▲7七角 △4四歩 ▲7八銀 △4三金 ▲3六歩 △3三角
▲3七桂 △4二角 ▲6七銀 △3三桂 ▲6五歩 △2一玉
▲2六歩 △3二金 ▲2八玉 △7四歩 ▲5六銀 △7五歩
▲同 歩 △同 角 ▲4五歩 △5三角 ▲4四歩 △同 金
▲6七金 △4三金引 ▲4八飛 △4四歩 ▲4五歩 △同 桂
▲同 桂 △同 歩 ▲同 銀 △2六角 ▲4四歩 △3三金寄
▲4六飛 △8六歩 ▲5四銀 △8七歩成 ▲5五角 △4八歩
▲4三歩成 △4九歩成 ▲3三と △同 金 ▲同角成 △2二金
▲5五馬 △3九と ▲3七銀 △4五歩 ▲同 銀 △7七と
▲2六銀 △8九飛成 ▲3四銀 △3三歩 ▲同銀成 △同 金
▲同 馬 △7八龍 ▲6八金打
まで81手で先手の勝ち

55手目まで研究範囲.

30手目: ミレニアムを明示した.
32手目: ミレニアムとは猛威を振う藤井システムに対し2000年頃に流行した戦法(囲い)である.藤井システムの攻撃の要である角の利きから自玉を逸らし,左桂により藤井システムの右桂の動きを封じ,自玉の堅さ(遠さ)を主張する.堅さ(遠さ)では高美濃囲いに優るが,穴熊に劣る.ミレニアムが完成するまでの手数を逆用して四間飛車側が穴熊に組み換えるという手法を確立したことや,藤井システムへの他の有力な対抗策として△55角急戦や右銀急戦の定跡が整備されたために戦法としての相対的な価値が低くなり廃れた.戦法の感覚としては飯島流引き角や一直線穴熊に近い.ミレニアムの対策としては穴熊への組み換えの他,ダイヤモンド美濃に組み左辺より捌きを狙ったり,4筋と3筋が薄いという構造的欠点を咎めるべく右四間飛車に転ずる手法が在る.
36手目: 中盤戦に突入した.後手番なので△75歩と先攻するのでなく△53角~51銀~42銀右~22銀~31銀右と堅くする方が主流である.
39手目: 急所.居飛車の手に乗じて反撃を狙うのは四間飛車の基本である.その価値観を超えたのが藤井猛であり藤井システムである.
43手目: 7筋を受けつつ,右四間飛車に転ずる狙い.
55手目: 先手優勢.

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